なると金時について
さつまいもの主成分はデンプンですが、そのほか、豊富な栄養素 を含んでおり、栄養学的にもこれほどバランスのとれた食物はそう多くありません。
特筆すべきは食物繊維の多さ。いも類の中でも最高の含有量を誇ります。また、さつまいもに含まれるビタミンCは熱を加えても損失が少ないことも特徴です。その他、鉄、カリウムにミネラル等々、さまざまな優れた栄養分が含まれることから“準完全食品”とも呼ばれています。おいしいだけでなく美容と健康にも良い優等生なのです。
食品名 | カリウム | 鉄分 | 食物繊維 | ビタミンB1 | ビタミンC | エネルギー |
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じゃがいも | 315mg | 0.4mg | 0.3g | 0.08mg | 35mg | 76kcal |
なると金時 | 470mg | 0.7mg | 2.3g | 0.11mg | 29mg | 132kcal |
なると金時の美味しい食べ方
皮付きのまま、また皮をむいて使う時も流水の下できれいに洗います。くぼみの部分は特に汚れが残りやすいので丁寧に洗いましょう。
下ごしらえの工程においては、アク抜きも肝心。まず、皮なしで使用する時は、皮は厚めにむくのがコツです。
そして適度な大きさに切った後、しばらく水にはなしておくと、より黄色くなり、おいしくきれいに仕上がります。残った分は切り口から次第に痛んできますので、人数やメニューに応じて芋のサイズを使い分けるなど、なるべく一度に使い切りましょう。
鳴門の地場産品