鳴門わかめについて

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鳴門わかめについて

鳴門海峡で育ったわかめは渦潮を生むほどの激しい激流により、しなやかさと強いコシがあります。見た目は鮮やかな新緑で美しく、食べてみると肉厚で生き生きとした歯ざわりがあり風味豊かです。

一般的には2月、3月の早春のころとれたものが「新わかめ」と呼ばれ、特に美味しいとされています。しかし、現在では製法、貯蔵技術の発達により、一年中旬の味が楽しめるようになっています。

わかめの部位

わかめの部位

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  1. ① 原藻

    流通は収穫時期(1~4月)に限定されるが、香りが高く、わかめの旬を味わえる。
    茎付きのままでの販売が多く、さっと湯通しして用いる。
  2. ② 葉部

    一般に、塩わかめ・糸わかめ等に加工されて流通している。
    自然の切れ込みに加え、調理しやすいよう、彩いだんされて販売される場合が多い。
    あらゆるわかめ料理に。
  3. ③ 中助

    一般に「くきわかめ」として、乾燥品、塩蔵品として流通している。
    食物繊維が豊富。葉部のような風味はないが、肉厚で独特の歯ごたえがあるので、濃い味付けの 煮込み料理に適する。
  4. ④ 茎部

    中助同様「くきわかめ」として流通しているが、収穫期に生、または湯通しされたものが流通する。
    料理法も中助と同様。
  5. ⑤ めかぶ(胞子葉)

    強い粘性を活かして「とろろ」等に調理される。

クリックで部位の詳細を表示します。

鳴門わかめは体によいというのは本当?

栄養素含有表

わかめは俗に海の野菜といわれるほどビタミンやミネラル、カルシウムが豊富です。
食物繊維の一種で、コレステロールや脂肪の蓄積を防ぎ、腸の働きを活発にするアルギン酸やがん細胞の消滅作用のあるU-フコイダンも含まれている、健康食品です。
詳しくは左の表をクリックしてください。

  湯通し
塩蔵わかめ
糸わかめ カット
わかめ
白米 白菜 大根 牛肉
(ロース)
牛乳 鶏卵
たんぱく質
(g)
1.7 13.6 18.0 6.1 0.8 0.5 16.8 3.3 12.3
脂肪
(g)
0.4 1.6 4.0 0.9 0.1 0.1 27.5 3.8 10.3
炭水化物
(g)
3.1 41.3 41.8 77.1 2.9 4.1 0.6 4.8 0.3
ミネラル
(g)
1.5 30.8 27.6 0.4 0.5 0.6 0.8 0.7 1.0
カルシウム
(mg)
42 780 820 5 43 24 3 110 51
ビタミンA
(IU)
250 1300 1800 0 0 0 3 39 150
ビタミンB1
(mg)
0.01 0.39 0.05 0.08 0.01 0.02 0.07 0.04 0.06
ビタミンB2
(mg)
0.01 0.83 0.07 0.02 0.01 0.01 0.17 0.15 0.43
食物繊維
(g)
3.0 32.7 35.6 0.5 1.3 1.4 0 0 0

鳴門わかめの美味しい食べ方

鳴門わかめを美味しく料理をするポイント

もどし加減
もどすと約10倍!
もどす分量に注意!

どの料理を作る場合も、もどし加減が重要なカギです。
もどし過ぎると特有のコシがなくなってしまいますから慎重にタイミングをはかりましょう。汁物の場合は、半分くらいのもどし方にすると、出来上がる頃には程よく水分を吸収し、醍醐味が味わえます。


もどしたわかめはまず、水分をしっかり取ることが鉄則です。
これを怠ると、ベトベトしたり、水っぽくなったりします。全体の仕上がり具合に影響しますので、水洗いしたわかめはザルにとり、しっかり水切りしましょう。また、油で炒める場合などは、ふきんやキッチンペーパーにはさみ、軽く押さえると効果的です。

水切り
美味ポイントは、
水切りにあり!

ゆで加減
熱にとてもデリケート!
手早く調理しましょう!

より鮮度を保つために、最終ステップでわかめを入れ、サッと一煮立ち。火を止め、たっぷり味を含ませると出来上がり。できるだけ早めにいただきます。ちなみに汁物などを時間を置いて再び食する場合、もうひと工夫。下ごしらえしたわかめを適量、その直前に加えてもいいでしょう。

「塩蔵わかめ」は冷蔵庫に保管し、封を切った後はできるだけ早めに使い切ってください。
長期保存が可能な「糸わかめ」や「カットわかめ」は、ビニール袋や缶などで密封し、乾燥した場所へ置いてください。

鳴門わかめを使った料理

鳴門わかめはいろいろな料理に使用できる、汎用性の高い食材です。

わかめとちりめんの酢の物
鳴門鯛のわかめ蒸し
わかめのオムレツ

調理例(一部)

このほかにも、まだまだいろいろなレシピがあります。

詳しくは「鳴門わかめ」料理紹介ホームページよりレシピをご覧ください。


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